碧井 ゆき の物語

こんにちは。碧井ゆきと申します。ここにはわたしが書いた小説をのせています。twitter.com/snowycrow2blue https://note.mu/snowycrow2blue

彩夏夜160512-03

武端は主張がはみ出るということがない。

けれど縮こまっているわけではなく、山場の持論と、好き勝手な櫂子との中で意志を最大限に表す。

反発とまでいうものを感じさせないところが櫂子の胸を苦しくさせる。

破らないように中から蹴っているのは、おなかの中の赤ん坊のようだ。