碧井 ゆき の物語

こんにちは。碧井ゆきと申します。ここにはわたしが書いた小説をのせています。twitter.com/snowycrow2blue https://note.mu/snowycrow2blue

彩夏夜160520-04

美知は櫂子の八年下の後輩にあたる。

櫂子は勤め先を五年でやめたが、その後も年始の会などには呼ばれることがあり、美知と知り合う機会があった。

女性が少なかった職場ということもあり、距離が近づくのは早かった。

美知は武端のことを櫂子より先に知っていた。

それがわかったのは、時間に融通のつく櫂子が武端と知り合った後だった。

櫂子が使っていないSNSを二人が使っていたと知ったのは、櫂子と武端が表立っての交流がなくなってから届いたメッセージからだ。

写真展に行きませんか、と書かれてあり、写真がメインのSNSのアカウントが貼り付けられていたのだ。

開いてみると武端のものだった。