碧井 ゆき の物語

こんにちは。碧井ゆきと申します。ここにはわたしが書いた小説をのせています。twitter.com/snowycrow2blue https://note.mu/snowycrow2blue

彩夏夜160527

千奈美の実家は刻生と住んでいるマンションから車で2時間ほどの所にある。

お盆と年末年始には刻生と、そのほかの時期にも一人でぶらっと帰っていたが、この1年ほどは毎月のように帰省している。

刻生は千奈美の実家でも二人のマンションに居るときのように寛いでゴロゴロしている。

以前は帰省するたびに1泊はしたが、長い休みのとき以外は実家にあいさつ程度に顔を出しオートキャンプ場に泊まると言って、明るいうちに実家をあとにする。

泊まるところは実家からそう遠くない温泉宿にすることもある。

5人全員がそろうのはまれだ。

むしろ、そろったほうが困る。

征満だけ来ればいいのに、と思うときもある。

征満でうまく行かなければ成り立たないと思っているのだけれど、減らす勇気が出ない。

刻生との子どもを育てることは外せないのだ。