碧井 ゆきの物語

こんにちは。碧井ゆきと申します。ここにはわたしが書いた小説をのせています。

ロンサムカフェ -14-

帆波はメニューブックの巻末を開く。

サンデーやパフェ、カットフルーツの盛り合わせ、アイスクリームなどが並んでいる。

フルーツの盛り合わせは食べられそうな気がする。

「ううん。アイスティーをおかわりするわ。ゆっくり食べてね」

れいみはウェイトレスを呼んでマンゴーアイスティーを頼み、食べかけの生ハムのクレープサンドを下げてもらった。